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ハイスター、水素燃料電池リーチスタッカーをバレンシア港に出荷

Sep 09, 2023Sep 09, 2023

投稿者: AJOT | 2023年8月29日午前10時52分 | ポートとターミナル

コンテナハンドリングソリューションの世界的大手プロバイダーである Hyster Company は、スペインのバレンシア港でのパイロット用に水素燃料電池 ReachStacker を開発、出荷しました。 この Hyster® ReachStacker は、Nuvera® 燃料電池エンジンを使用して水素を電気に変換する革新的なゼロエミッション ソリューションです。 水素は船上の高圧タンクに保管されており、10~15分で補充できます。 搭載された水素燃料電池がバッテリーを充電し、電気モーターと油圧システムに電力を供給することで、ReachStacker がディーゼル動力の代替品と同様の性能で荷物を積んだコンテナを持ち上げることができます。

このアプリケーションでは、従来のディーゼル駆動の機械と比較した水素燃料電池 ReachStacker の利点を調査しています。 ディーゼル エンジン、トランスミッション、その他の機械駆動コンポーネントを排除することで、温室効果ガスの排出量、騒音公害、運用コストを削減します。

Hyster ReachStacker は、ヨーロッパ最大のコンテナ ターミナルの 1 つであるバレンシアの MSC ターミナルで実際の運用でテストおよび検証されます。 H2Ports プロジェクトには、燃料電池・水素共同事業 (FCH-JU) が資金提供し、バレンシアポート財団が調整しており、港湾コミュニティ、産業界、学界の複数のパートナーが参加しています。

「私たちは H2Ports プロジェクトに参加し、港湾運営のためのゼロエミッション ソリューションの開発に貢献できることを誇りに思います」とハイスターのグローバル マーケット開発ディレクター、ジャン-ウィレム ヴァン デン ブランドは述べています。 「水素燃料電池 ReachStacker は、持続可能性と顧客満足度に対する当社の取り組みを示す画期的なイノベーションです。 バレンシア港で実際に動作するのを見て、エンドユーザーから貴重なフィードバックを受け取ることを楽しみにしています。」